01 — WHY
ISSUE

「採用しなきゃ」の、その前に。
工場の力を決めるのは、今いる一人ひとり。

江戸時代から続く鋳物のまち、川口。1964年の東京オリンピックの聖火台を生んだ職人の技は、いまも市内の工場に受け継がれています。1970年代前半には、市内の製造業で約5.9万人が働いていました。

いまも製造業の事業所数は県内1位。一方で市の調査では、計画どおりに採用できていない製造業の4社に3社が「求人への応募が少ない」を理由に挙げています。

だからこそ大切なのは、今いる一人ひとりが力を発揮できる職場をつくることだと、私たちは考えます。キトモリは、従業員の働きがいを見える化して組織の課題を見つけ、個人と組織の両面から、施策の企画と実行に伴走します。採用に代わる一手を、一緒に。

0事業所製造業の事業所数は県内1位
0%採用できない理由に「応募が少ない」を挙げた製造業
0%経営者のうち、60歳以上の割合
数字で見る川口を、もっと詳しく
WORRIES

人が少ない工場ほど、1人の退職や不調が、
そのまま工程と業績に響く。

  • 若手が定着しない採用しても、数年で辞めていく
  • 退職が突然やってくる辞める理由が、辞めると言われるまで見えない
  • 新人が育たない教える仕組みや時間を、なかなか確保できない
  • 現場の本音が届かない朝礼で話しても、声が上がらない
  • 技術が引き継がれないベテランのコツが、その人の中に残ったまま
  • 評価に納得感がない頑張りが正当に見られていないと感じている

こうした課題を相談できる相手が身近におらず、社長がお一人で向き合っていることも少なくありません。

もしかしたら、キトモリの出番かもしれません

出典・注記

  • 製造業の事業所数(1,695・県内の市区町村で1位):経済産業省「2024年経済構造実態調査 製造業事業所調査」市区町村別参考表(個人経営を除く)。川口市統計書(令和7年版)第5章にも同じ値
  • 1970年代前半の従業者数(1972年 59,474人):川口市統計書(令和7年版)第5章 第1表
  • 採用できない理由「応募が少ない」75.4%:川口市「令和7年度市内事業者実態把握調査」(計画どおり採用できていない製造業 n=61・複数回答)
  • 経営者の60歳以上 51.3%:同調査(全業種 n=1,260)
COST

本当に必要なのは、辞めたあとの「対処療法」ではなく、
辞めにくい職場をつくる「原因療法」。

01

採用・育成コストの発生

  • 採用費約50〜140万円
  • 立ち上がり(約半年)約100万円
  • 指導の時間約20〜40万円
  • 欠員の穴埋め約30〜60万円

1人あたり 約200〜340万円※1

02

残る社員の業務負担の増加

抜けた人の仕事は、残る社員が引き受けることに。人の少ない職場ほど、一人ひとりの負担は重くなる。

29.0%同僚が辞めて困ったことの1位は「業務の分担による負担増」※2
03

職場の士気の低下

負担が続けば、疲れと不満がたまり、意欲も下がっていく。声に出ないまま、職場全体へ。

68.1%同僚が辞めると、自分の転職意欲が「上がる」※3
04

連鎖的な離職

本当の理由は、会社に届かないまま次の退職へ。原因がつかめず、採用と育成のくり返し。

54%本当の退職理由を、会社に伝えなかった※4

必要なのは、「原因療法」

人の補充だけでは、01〜04がくり返されます。辞める原因そのものに手を打ち、悪循環を断ち切ります。

  1. 見える化する状態を数字でつかむ
  2. 原因を特定する手を打つ場所を絞る
  3. 手を打つ辞めにくい職場へ
KITOMORI

一人ひとりの働きがいを見える化し、
個人と組織の両面から手を打つ。

キトモリは、川口のものづくり企業のための、人と組織の伴走サービスです。従業員アンケートで働きがいを数字にし、どこでつまずいているかを特定。そのうえで、一人ひとりへの働きかけ(木)と、職場全体への働きかけ(森)を組み合わせ、施策の企画から実行まで一緒に進めます。

働きがいの見える化画面。組織スコア、6つの軸ごとのスコア、弱みと強みが並ぶ
拡大|組織の見取り図(部門・在籍年数×6つの軸)
部門と在籍年数ごとに、6つの軸の点数と前回比を色分けした表。5名未満の区分は表示しない
  1. 組織の状態を、一つの数字でスコアと前回比、これまでの推移を並べて見る
  2. 6つの軸で、弱みと強みを自動で抽出目標の明確さ、評価の納得感など、手を打つべき軸が分かる
  3. 区分ごとに、手を打つ場所を絞る部門・在籍年数ごとに見る。5名未満の区分は表示しない

※ 画面はプロトタイプです。社名・数値はすべて架空です。回答が少ない区分は表示せず、個人が特定されないようにしています。

KI MORI

「木を見て森を見ず」ではなく、
木も、森も見る。

強い森には、一本一本の強い木と、森全体を見渡した手入れの両方が要ります。会社も同じで、一人ひとりへの働きかけと、職場全体への働きかけのどちらも欠かせないと、私たちは考えます。キトモリは、従業員の状態を数字で見える化し、個人と組織全体の両面から、施策の企画と実行に伴走します。

木個人
見える化 × 伴走キトモリ
森全体

「木を見て森を見ず」ではなく、木も森も見る現在地を見える化し、個人と全体の両面で施策に伴走する

白い空の下、地平線に一本で立つ木

木|一人ひとりを強くする

一人ひとりの「やりがい」と「不安」に、
個別に向き合う。

  1. 01

    対象を絞り込む

    アンケートの結果から、離職リスクが高い部署・年次を見つける。個人は特定しない。

  2. 02

    社外のプロが個別に聞く

    国家資格キャリアコンサルタントが、希望者と1人ずつ面談。社外の立場で本音を聞く。

  3. 03

    育成と定着の手を打つ

    個人が特定されない形で傾向を経営に報告し、1on1や育成計画、入社後の面談につなげる。

こんな課題には

  • やりがいやキャリアに不安があるキャリアコンサルティング
  • 若手が数年で辞めるメンター・入社後面談
  • 技術がベテラン頼み手順書・技能マップ
霧にかすむ森

森|職場全体を手入れする

関係としくみを整えて、
声が上がり、育ち合う職場へ。

  1. 01

    語り合う場をつくる

    部署・年次を混ぜたワークショップで悩みを共有し、職場で試すことを1つ決めて持ち帰る。

  2. 02

    管理職の関わり方を変える

    任せ方・フィードバック・1on1を研修で練習し、現場で試して次回に振り返る。

  3. 03

    しくみに落とし込む

    評価の基準を行動で言葉にし、評価者研修と面談で、運用が定着するまで支える。

こんな課題には

  • 組織の連帯感が薄いワークショップ
  • 上司に相談しにくい1on1と管理職研修
  • 評価に納得感がない評価基準と評価者研修

業界の第一線のプロと組み、
質の高い施策をオーダーメイドで。

施策の企画と実行はハーマスが窓口となって担い、製造と人事の実務家が監修します。労務や制度の面は、提携する社労士事務所にも相談できます。

製造領域の監修

大手製造業出身法務
大手製造業出身製造現場・生産管理

実行推進

合同会社ハーマス(キトモリ)代表が窓口に立ち、現場の見える化から施策の立案・実行、測り直しまで伴走
提携の社労士事務所労務管理・人事制度・助成金の相談

人事領域の監修

HRテック企業出身アンケート設計 × AI
外資系メーカーの人事部長人事・コーチング
大手人材会社出身対話型ワークショップ・キャリアコンサルティング

出典・注記

  • ※1 年収400万円の人が辞めた場合の試算(採用費は求人広告〜人材紹介[手数料は年収の30〜35%が一般的な相場]、立ち上がりは半年間・生産性50%と仮定)。会社ごとに異なります。
  • ※2 スコラ・コンサルト 調査(2025年5月、全国の一般社員・管理職 n=2,106)「上司・同僚・部下が退職した際に困ったこと」
  • ※3 Job総研「2025年 退職に関する意識調査」(2025年3月、n=585)。「どちらかといえば上がる」を含む
  • ※4 エン・ジャパン「本当の退職理由」調査(2024年5〜7月、退職経験者 n=4,658)
KAWAGUCHI NOW

聖火台から60年。
いまの川口のものづくりを、数字で見る。

1964年の東京オリンピックで火がともった聖火台をつくったのは、川口の鋳物職人でした。鋳込みの失敗のあと父が倒れても、息子と職人仲間が技を受け継ぎ、完成させました。そのバトンを次の100年へつなぐ。キトモリは、そのための仕事です。

まちを支えているのは、小さな工場の集まり※1

0事業所製造業の事業所数 県内1位
0万人製造業で働く人
0人1事業所あたりの人数(県平均 29.3人)
約0割従業者30人未満の事業所

01経営者の半数が60歳以上

2.530代
14.440代
30.250代
25.660代
19.070代
6.780歳〜

代表者の年齢(%)。1990年以前の創業が56.3%、製造業の23.0%が「事業承継」を経営課題に挙げる。※2

02採用は、取り合い

生産工程1.57倍
仕事全体1.10倍

有効求人倍率(全国)。製造業の58.5%が人手不足。川口で採用できない製造業の75.4%が「応募が少ない」。※3

031人あたりの付加価値に、伸びしろ

川口市1,102万
埼玉県1,443万

製造業の従業者1人あたり付加価値額(円)。川口は県平均の約76%。※4

人を増やすのが難しい今、
伸ばせるのは一人ひとりの力。

採用だけに頼らず売上と生産性を伸ばすには、今いる人が力を発揮できる工場が欠かせない。私たちはそう考えています。測って、伸ばす。機械と同じように、人も良くなり続ける工場へ。

参考データ:働きがい(ワーク・エンゲイジメント)が高い企業ほど、労働生産性や定着率も高い傾向がある。※5

ONE BY ONE

働く人の状態を知る大切さは、分かっている。
でも、目の前の仕事が先になる。

目の前の生産や納期が優先され、人のことはどうしても後回しになりがち。そのあいだに、本当の理由を言わないまま人が辞めていくこともあります。調査の数字も、こうした状況を示しています。

書類が山積みになった事務所の机
57.2%従業員エンゲージメントを、必要性は感じつつも計測していない中小企業※6
54%本当の退職理由を、会社に伝えなかった人※7
約7割向上への最大の課題は「時間・人手」「リーダー人材」「ノウハウ」の不足※6

必要なのは、お金よりも「手と知恵」。私たちが調べた範囲では、働きがいの調査は業種を問わない汎用のものが多く、製造業向けのシステムは勤怠や資格の記録が中心でした。製造現場で人の状態を見る担い手は、まだ少ないと感じています。

キトモリが1社ずつ伴走します。

働きがいを測り、課題を読み、木(一人ひとり)と森(職場全体)の両面から手を打つ。この流れを、御社と一緒に回します。まずは、目の前の1社から。

机の上の書類を二人で確認する手元

その先に、川口のものづくりへ。

製造業は、川口の基幹産業です。川口や埼玉は「何もない」と思われがちですが、なりわいが輝けば、「川口って、いいな」と思える人は増えていくはず。1社の変化を、10社、100社へ広げていくのが、私たちの描く未来です。

1社 10社 100社 川口市
  1. 1社

    一つの工場が元気になる

    働きがいを見える化し、働く人が力を発揮できる職場へ。

  2. 10社

    データと知見がつながる

    働きがいのデータがたまり、どんな工場経営なら人が幸せに働けるのかが見えてくる。

  3. 100社

    川口のものづくりに広がる

    1社では難しい課題にも、工場どうしで一緒に取り組める。その渦が、川口のものづくりを動かす。

PEOPLE
代表 水野皓平

合同会社ハーマス 代表社員/国家資格キャリアコンサルタント

水野 皓平

組織・人事事業管理・開発キャリア支援地方創生

新卒で外資系コンサルティングファームに入社し、製造業や官公庁のプロジェクトに携わる。その後、地方創生のスタートアップで営業の企画・推進、企業等とのパートナー連携、自治体事業のプロジェクトマネジメントなどに従事。一次産業の現場に通ううちに農業にのめり込み、日本農業検定1級も取得。転職エージェントとして人材領域での経験を重ね、国家資格キャリアコンサルタントも取得。2025年から本格的に独立し、現在は「人と組織のちょうどいい関係」をテーマに、事業づくりと人と組織づくりの両面から、企業や地域の課題に伴走している。

運営会社(合同会社ハーマス)について

出典・注記

  • ※1 経済産業省「2024年経済構造実態調査 製造業事業所調査」市区町村別参考表(2023年実績、個人経営を除く)より作成。事業所数1,695・従業者数22,374人、1事業所あたり13.2人(埼玉県は13,159事業所・385,901人で29.3人)、従業者30人未満の事業所 1,541(90.9%)
  • ※2 川口市「令和7年度市内事業者実態把握調査」(代表者の年齢・創業年は全業種 n=1,260、経営課題は製造業 n=287・複数回答)
  • ※3 厚生労働省「一般職業紹介状況」令和8年3月(全国・常用、パート含む)/日本商工会議所・東京商工会議所「多様な人材の活躍等に関する調査」2026年9月(製造業 n=696)/川口市 同調査(計画どおり採用できていない製造業 n=61・複数回答)
  • ※4 経済産業省「2025年経済構造実態調査 製造業事業所調査」市区町村別参考表(2024年実績、粗付加価値額)より作成
  • ※5 厚生労働省「令和元年版 労働経済の分析」(ワーク・エンゲイジメントと労働生産性・定着率の正の相関。因果関係は断定できないとの注記あり)
  • ※6 商工中金「中小企業の従業員エンゲージメントに関する調査」(2023年10月公表、取引先中小・中堅企業 n=2,513)。57.2%は「現在計測していないが、必要性は感じている」、約7割は向上への最大の課題(単一回答)の「時間・人手」24.6%+「リーダー的人材」24.6%+「情報・ノウハウ」23.8%の合計73.0%
  • 聖火台:広報かわぐち 2019年10月号「東京五輪聖火台が川口に里帰り」。1958年のアジア競技大会のためにつくられ、1964年の東京五輪でも使われた
  • ※7 エン・ジャパン「本当の退職理由」調査(2024年5〜7月、退職経験者 n=4,658)
  • 地図:国土数値情報(行政区域データ)を加工して作成
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